まだまだ梅雨の最中ですが、7月に入り、いよいよ夏祭りシーズンが迫ってきました。そこで、わたしの大好きな北東北の夏祭りから「青森ねぶたまつり」「盛岡さんさ踊り」「八戸三社大祭」を紹介します。まだ見ていない方には、ぜひおすすめの祭りで、ハマると思います。特にねぶたまつりとさんさ踊りは観光客でも参加できて楽しめます。もちろん見ても勇壮で満足できます。
この夏、ぜひ北東北の夏祭りに参加しませんか? 関連リンクや公式サイトリンクのほか、ホテル検索リンクなどもページ下部につけておきますので活用ください。
青森ねぶたまつり
説明不要だと思うほど、あまりにも有名な東北3大祭りのひとつ。ホテルの予約はかなり早めにとらないと難しい。テントなど野宿スペースも用意されているほどの人出となる。
ねぶたまつりMOVIE By 友利安則(デジタル一眼レフ Canon EOS7Dで撮影。手持ち)
ねぶた製作期間は約3カ月ほどかかるといい、費用はなんと2,000万円に達する。
青森駅前には「ねぶたの家 ワ・ラッセ」があり、祭りの前に予行演習ができます。
また、千葉県柏市の柏まつり(7月26日〜27日、13時〜20時)でもねぶたの運行などがあり、予習できますし、ハネト気分も味わえます。
▼柏まつりについては こちらから。
【青森ねぶたまつり】
★期間: 8月2日(土)〜7日(木)
★運行スケジュール、ハネトさんかについてなど公式サイトから 青森ねぶた祭オフィシャルサイト
北海道&東日本パス(連続7日間使用可、10,290円)を使えば三セク区間も乗車できるが、東京からだと当日は到着できるが、その日の祭りには間に合わない。安いので前日入り用に使うといいかも。
八戸三社大祭
八戸三社大祭は、およそ290年の歴史と伝統を誇る八戸地方最大のお祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。毎年7月31日から8月4日まで華やかな山車絵巻が繰り広げられます。
祭りの見どころは、8月1日と3日の両日、おがみ神社・新羅神社・神明宮の三神社の神輿行列と、神話・伝説・歌舞伎等を題材に、各山車組が制作した27台もの山車の合同運行です。
八戸といえば、港町ならでのは朝市が数多く開かれています。朝市帰りの銭湯めぐりも楽しみのひとつです。沖前さばは独特の脂身をもって、煮ても焼いてもおいしくいただけます。八戸産の沖前さばの味噌煮も、なかなかおしいです。
横町文化が残り、八戸の夜は長いです。
国定公園の一角を占める種差海岸の海岸線はきれいな弧を描き、蕪島は国内有数のうみねこの自然繁殖地です。また、八戸は源義経が北方に逃れる際に立ち寄ったという伝説もある土地です。
早起きして朝市でご飯を食べて、昼間は蕪島〜種差を歩いて、夕方から祭り見物して横丁へ繰り出してみましょう。
【八戸三社大祭】
★期間: 7月31日(木)〜8月4日(月)
★公式サイト 八戸三社大祭
★八戸を知るなら 八戸ポータルミュージアム はっち
盛岡さんさ踊り
サッコラーチョイワラッセーの掛け声で幸を呼ぶ岩手県盛岡市のさんさ踊り。壮大な太鼓隊の数は、今年2014年再びギネス記録に認定されたほど壮大。手踊りの仕草もかわいらしくて、わたしは大好きです。
さんさ踊りの起源は、三ツ石伝説に由来しています。
その昔、南部盛岡城下に羅刹鬼(らせつき)という鬼が現れ、悪さをしてあばれておりました。困り果てた里人たちは、三ツ石神社に悪鬼の退治を祈願しました。
神様はその願いを聞き入れて悪鬼たちをとらえ、二度と悪さをしないよう誓いの証として境内の大きな三ツ石に鬼の手形を押させました(これが岩手の名の由来だと言われています)。
鬼の退散を喜んだ人たちは、三ツ石のまわりをさんささんさと踊り回ったのが「さんさ踊り」の始まりだと言われています。
(公式HPから)
市内には伝統的建築物も多く、なにより宮沢賢治と石川啄木が青春を過ごした土地で、関連施設もあります。さんさ踊りパレードは夕方からなので、十分市内観光も楽しめます。
【盛岡さんさ踊り】
★期間: 8月1日(金)〜4日(月)
★公式サイト 盛岡さんさ踊り公式ホームページ
※青春18きっぷや北海道&東日本パスでも、首都圏からなら当日夕方のパレードに間に合います。ホテルは事前に確保しないと無理です。
▼ホテルの空き状況は……