曲曳き(小判廻し)

曲曳き(小判廻し)

佐原の大祭(毎年夏と秋に開催)での写真と、東京都台東区・下町の祭りの写真の一部を紹介します。

佐原の大祭は、7月中旬に行われる八坂神社祇園際と、10月第2土曜日を中日として3日間行われる諏訪神社秋祭りの二つの祭りの総称です。関東3大山車祭りの一つとして2004年に国の重要無形民俗文化財に指定され、総勢24台の山車が曳き廻される勇壮な祭りです。

また独特の節を奏でる「佐原囃子」は日本3大囃子として知られ、水郷・佐原の町並みに祭り期間中響き渡ります。

江戸情緒を残す水郷・佐原の町並みだが、2011年の東日本大震災で被害を受けた建物も多く、歴史的町並みの保存に危機が迫っている

江戸情緒を残す水郷・佐原の町並みだが、2011年の東日本大震災で被害を受けた建物も多く、歴史的町並みの保存に危機が迫っている

佐原では、普通に山車を動かすことを「曳き廻し」と呼び、そのほかに「曲曳き」という山車の「曳き方」があります。曳き綱を使用せず、「てこ」と呼ばれる2本の丸太を山車の車輪に差し込んで「操縦」します。ぐるぐるとまわる「曲廻し」は、①のの字廻し=のの字を描いて廻す②小判廻し=小判の形のように楕円を描いて廻す③そばん曳き=算盤(そろばん)の上を動くように前後に曳く……3種類です。

詳しくは佐原市ホームページの「佐原の大祭」紹介ページをご覧ください。

【佐原の大祭ギャラリー】

 

あと一件、以前偶然に下町・上野黒門付近から御徒町付近をまわっていた神輿を見かけて撮影したものを……。

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【佐原の大祭=千葉県佐原市の地図はこちら】