延々と真間川沿いを埋め尽くす桜並木。その奥行きは圧巻だ。

千葉県西部で江戸川から分かれ東京湾に流れる真間川。全長8.5kmのほぼ全てが市川市内を流れる。流域の半数以上が市街化地域を流れる一級河川で、万葉集にも詠まれた手児奈伝説の「真間の入り江」とされている。

かつて境川と呼ばれた現在の放水路は、花見の名所となっている。『濹東綺譚』などを記した作家・永井荷風が最晩年を過ごしたのもこの真間川に近く、自らの足で探索を兼ねて歩くのが好きだった荷風も川沿いを歩いた。東京湾にたどり着く手前の原木地区で引き返したようだが。

万葉集にも詠われた真間川。

万葉集にも詠われた真間川。

自然環境、景観といった面では無粋な街だけど、数少ない楽しめる場所。
まだわりと散らずに花が残っているので、機会があればどうぞ。

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